2005-06-08 第162回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
○吉井委員 刑務所の民営化、業務委託という形での民間委託、そこがどれぐらいの範囲まで広がるかということは、刑務所民営化と行刑政策との関係で、やはりどこまでがきちっと歯どめをかけておかなきゃいけないところかとか、その点についてもいろいろ御検討しておられると思うんですが、そこも伺っておきたいと思います。
○吉井委員 刑務所の民営化、業務委託という形での民間委託、そこがどれぐらいの範囲まで広がるかということは、刑務所民営化と行刑政策との関係で、やはりどこまでがきちっと歯どめをかけておかなきゃいけないところかとか、その点についてもいろいろ御検討しておられると思うんですが、そこも伺っておきたいと思います。
これは企業の特質としては、自分のところの経営を成り立たせるという発想はよくその部分に関してはあるにしても、そういう特質を持つ民営化というのは、これは本来行刑政策とは相入れないと思うんですね。 これは政府参考人に確認しておきますが、これは相入れないでしょう。
今のようないわゆる開放処遇が極めて少ない、拘束された刑務所の中で、いわゆる閉鎖環境の中で行刑政策を行っていくというような、そういうやり方をやっぱり変えていかなきゃ駄目なんですよ。そのためには予算の規模は増やさなきゃ駄目なんです。例えば身近な司法というふうにおっしゃるんだったら、市民が裁判にアクセスしやすいような、そういうところで予算をもっともっと増やさなければ駄目に決まっているじゃありませんか。
○簗瀬進君 時間も本当に残りわずかとなってまいりまして、大変恐縮でございますが、国際刑事裁判所への加入問題、それから入国管理政策と外国人労働者対応、これについては先ほど同僚の山東議員もお聞きになった部分ではありますけれども、もう一つ司法改革と行刑政策と、三つの大きなテーマが残ってしまいました。
これから監獄法中心に様々な行刑政策の制度が確立すると思うんですが、そのときに、やっぱり政治的な立場と引換えにこれだけのことをやるんだという意気込みを見せることによって、法務省の人も関係者の人もそれだけの力が、責任が感ずるわけなんですよ。 そういう意味で、四月十四日からスタートするというんですが、この行刑改革会議は。
行刑学というのですか、そういう学問ありますか、行刑学あるいは行刑政策の上からどういう考え方のもとにそういう制度が設置されているのかということです。
この問題で私が法務大臣にお願いをしたいのは、この身分帳を完全に秘匿ということで厳格に処理されるというのは、開披された場合の重大な人権侵害、それから法務省における行刑政策上の信頼を確保するという重大な目的がございます。
法務省に責任があるということを私直接言っているのじゃなくて、法務省が厳重秘匿しているこの身分帳が結果的に漏洩されたということで宮本顕治氏の人権が侵害され、かつ法務省の行刑政策上の信頼が棄損されたという結果をもたらしているという事実については、これは身分帳を秘匿する趣旨からいって、当然の結果として現に起こっているではありませんか。
(拍手、発言する者あり) 当時の吉國法制局長官の意見をまつまでもなく、ある事件の判決内容を政府に質問することも、また、その判決書のコピーを資料として政府に要求することも、さらに、その判決の執行並びに執行停止や公民権回復など行刑政策上の諸問題をただすことも、これいずれも国政調査権の行使としていささかもとがめを受ける筋合いのものではないと確信するが、政府の見解はどうか。
そういう音楽の聞えることは、囚人に対する行刑政策として悪いかどうか、この点どうですか。
さらにまた、その間において、行刑政策の変更等によって非常に不適当な建物になっているものもありましょうし、またもう一つは、その所在地の都市の発達、ことに都市計画によって非常に不適当な土地になっているというようなことからして、全国においてずいぶん刑務所の移転について希望があり、もうすでに着々とやってはおられますが、大体多数の刑務所を改築する場合の順位を定めるとか、実行に移すとか、そういうような一般的の移転改築
彼らが言っておりますことは、旧布令の百四十四号を改正したにすぎない、その改正の要旨としては、一、刑事訴訟手続を整備し、被告人の権利を擁護しようとしている、二、ドル切りかえ以前はB円が法律用語としても使われておりましたので、ドル切りかえに伴って、手数料、罰金、科料を円表示からドル表示に改めた、三番目は、罰金刑を重くしたのは、従来の体刑をできるだけ罰金刑に移そうというもので、行刑政策上とられた措置である
そういうばかな行刑政策というものはないと私は思う。ところが刑務所の作業というものは、民間作業を圧迫するとかいって、変なところに遠慮して、しわ寄せがみんな受刑者にくる。これに対してどうお考えになりますか、伺いたい。
医学的に見て、竹芝に上つて動揺される距離を少くするというような事情があるのか、行刑政策の立場から、病人を運搬するときのそうした常識があるのかどうか、この点いかがですか。その病人が、横浜から行かれることが、距離が長いので、非常に病気が進行するというようなことは、普通ないと思う。
この行刑というもののあり方を将來、いろいろ司法大臣もお考があろうと思いますので、國家が養うというようなことでなくして、彼ら、みずから事業を営む、或いは生産を増強し、そうして立派な社会人になるという、そういう行刑政策と併せまして、刑務所の囚人がやりまする事業の方の会計というもの、これを法務廳という役所の、行政廳のただ会計課というようなものでやりまするか、或いはそれをいわゆる独立採算制という企業形態のところへ
從來宗教家、特に佛教家が刑務所の教誨事業に多年努力して参りましたことはお認めの通りでございまして、今回新憲法の趣旨に則りまして、それらが制度、その他におきまして一変をいたしましたこと、延いては或いは当局におきまして宗教というものを行刑政策の上に或いは軽くお扱いになるのではないかというようないろいろ杞憂があり、関係者などが憂慮いたしておりましたのでございまして、どうか当局には一つ從來のように、いろいろな